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院長ブログ(西宮北口院)

唇を美しくする ー ティモシーマーティンの考え、その1

今回の日本形成外科学会での彼の講演は本当にレベルの高い話でした。いくつもの項目に分けて、彼がどういう唇が若く魅力的だと思っているのかということをお話ししていきたいと思います。私も今回の彼の講演は本当に勉強になりました。

1 唇の厚みについて

唇の厚みというのは加齢によって少し薄くなってくるように思います。また上唇と下唇の厚みのバランスも若い時とは異なってくるように思います。美容外科で唇の厚みを増加させる方法があります。マーティンの講演ではただただ脂肪注入だけでいい結果を出していました。

 日本では唇の厚みを出すためには、ヒアルロン酸の注入、脂肪の注入、真皮脂肪の移植の3つの方法が行われています。もちろんひまわり会クリニックではこれらのすべての注入や手術が可能です。

 マーティンの手術では結果が永久的である方がいいという理由で脂肪の注入を選択しています。これはおそらく彼のフェイスリフトでほうれい線や頬、額、ゴルゴラインなどに脂肪注入を併用しながらフェイスリフトを行うという方針を取っていますので、ついでに唇にも脂肪という材料があるので、使っておこうということなのだと思います。

 さすがマーティンと思ったのはまず上唇と下唇のバランスです。厚みを1対1、4〜1、6のバランスで下唇を少し厚くした方がいいというものです。また脂肪の注入についても上唇のすべての範囲で同じ量ではなく、中央と口角近くに少し膨らみを強く出した方が唇が美しく見えるということと、上唇の上端のエッジの部分も少しだけ膨らみが強調される方が凹凸がはっきりして若く見えるので、エッジの直下にも微量の脂肪注入をしておいた方がいいと講演で強調していました。こういう細かい視点は私もなかなか気づかなかったので、まさに目からウロコという感じで聞いていました。講演後にもう少し彼に直接質問してあれこれ話していたのですが、実はもっと細かいことにもいろいろ注意して手術をしているのです。これ以上はもうプロの専門的な話になってしまい、長くなりますので、この項目の話はこれくらいにしておきます。でも、本当に素晴らしい講演でした,