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院長ブログ(西宮北口院)

ヒアルロン酸?ボトックス?脂肪注入?

当院ではしわの治療がとても多いわけですが、実際にはそれぞれの方で状態が異なっていて、ベストの対策もいろいろ考えられるわけです。基本的な考え方はしわを膨らませて平坦にするか、筋肉の動きを止めてしわが出にくくするかということになります。

 たとえばほうれい線のしわであれば、へこみが目立っていることがほとんどなので、ほうれい線に何かを入れて膨らませるのが確実な治療になります。この場合ヒアルロン酸なら注入後3時間くらいすれば化粧も洗顔も可能になり、すぐに日常生活にもどれるという利点があります。ただヒアルロン酸は吸収性のものなので、半年から1年くらいで吸収されて元の状態に戻ります。つまり定期的な補充が必要になるということです。

 一方脂肪注入でほうれい線をふくらませると、当日はテーピングが必要になり、手術当日は洗顔や化粧、入浴などができませんが、手術の翌日には化粧や洗顔、入浴なども可能になり、抜糸もありませんし、消毒なども不要です。さらに注入して生着した脂肪はずっと何年も残りますので、定期的な補充がいらないというメリットがあります。そのまま顔の脂肪になってしまうわけです。

 また額のしわなどのように上の方を見ると眉が上がることでしわが出る方では、この動きを止めるためにボトックスを使うのが最適です。注射をする部位もすくなくてすみますので、内出血が出るようなことはほとんどありません。ただ額のしわの程度によっては眉が上がりにくくなるので、上の方が見にくいとか、眉が下がって重みを感じるとか、しわがかなり多かったり深い場合はボトックスによって眉が下がることになり、場合によっては目つきが悪くなるなどのトラブルもあるわけです。こういう問題が予想される場合は、額などはヒアルロン酸の注入が最適です。眉が普通に動きますし、眉が下がることもなく、目つきが悪くなるような心配もありません。ヒアルロン酸は大体半年から1年くらいで吸収されることになります。

 目尻やまぶた周囲のしわについてはとても細いしわになるので、この部位はボトックスを使うのがベストの対策になります。まぶたの皮膚はとても薄いので、ヒアルロン酸であればかなり粒子の小さいものを使う必要があり、その分早く吸収されるので、3か月ごとくらいに補充が必要になります。