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院長ブログ(西宮北口院)

フェルメール、真珠の耳飾りの少女展

大阪中之島美術館でフェルメールの真珠の耳飾りの少女展が開催されています。こういう名作は、たびたび世界のあちこちの美術館に貸し出しされています。

 もともとオランダの美術館の所蔵なのですが、私自身オランダ以外のとこかの国の美術館でこの絵を見たことがあります。

 今回大阪で再度この絵を見ることができるので、チャンスを逃してはもったいないと思ってチケットを予約して見に行きました。

覚悟はしていたのですが、とにかくすごい人で、入場するのに長ーい列、やっと入場できても、中でもまた長ーい列、絵の前に来ると大混雑で係の人が、立ち止まらないでくださいとか、写真は一枚だけで、すぐに移動してくださいとか、もううるさくて。

 こういう素敵な絵は、静かにゆっくり見たいですよね。以前どこかの国で見た時はこんな大混雑ではなかったので、今回はびっくりしました。

 でも絵は本当に美しかったです。他にもいくつか有名な絵もあったので、まあそれなりに楽しめたわけですが。

 一度見たことのある絵なので、今回は少女の目がどのように描かれているか、もう一度じっくり見たいと思っていました。下まぶたはわずかに膨らんだ涙袋があり、これにより暖かい眼差しになっていたと思います。涙袋は全くないと冷たい表情に見えるのです。また、左目はごく微量の外斜視に描かれていて、多分これはフェルメールが少女の顔に立体感を出すための技法ではないかと密かに思っているのですが。フェルメールの他の絵で、人物の両目が描かれている作品をよく見ると、微妙な外斜視に描かれている作品が多いと思います。機会があれば是非確認してください。写真は絵と、その絵を見る人たち、さらに展示室内の大混雑の風景です。