DOCTOR-NISHINOMIYA-KITAGUCHI
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私が糸リフトに賛成しない理由
糸リフトという手術があります。簡単な方法でたるみが取れますということになっています。ただ私自身はこの方法に批判があり、当院ではこの手術はしていません。
世間で報告されている合併症としては皮膚の凹凸、しこり、ひきつり、痛み、内出血、感染、糸の露出などがあります。
感染が起きた場合はかなり悲惨なことになります。糸に多くのとげがついていますので、糸の除去が必要になりますが、とげがあるので糸を引きぬくことができないのです。場合によっては顔に多数の切開を入れて糸を除去することになります。
またとげがあるので表情の動きのたびに痛みが出るというトラブルも起こります。また、表情の強い変化があると、皮下で出血が起きることもあります。
私自身は他院の糸リフト後の凹凸の修正をたくさん経験しています。糸のとげによるひきつりのために皮膚表面に凹凸が出てなおらないということもよく見かけるトラブルです。このようなトラブルは、針で問題の部位の糸を多数切断することで平坦な皮膚にもどすことができます。
このようにトラブルが多いことと、さらにリフト効果が得られてもせいぜい半年くらいで元にもどるので、私はこの方法に批判があるわけです。また多くのクリニックの手術は技術的に問題があるのだと思いますがリフト効果が全くなかったという方も多くおられます。
さらにもう一つの問題は溶けない糸の場合、加齢によって皮膚がうすくなったり、たるみが出てきた場合に皮膚表面に糸の形が浮き出てくるという問題があります。これが起きると修正の手術が必要になり、状態によってはフェイスリフトなど皮膚を広く剥離しないと修正ができないという方も出てくることになります。
このように簡単な方法という広告になっていますが、トラブルが起きた時はかなり面倒な問題が出ることになります。