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院長ブログ(西宮北口院)

涙袋の作り方

 適当なサイズの涙袋は目つきがとても柔らかく見えて、温かい顔の印象を作ってくれます。下まぶたの皮膚が平坦な方では涙袋を作りたいという希望が出てくるのはとても理解できるところです。

 涙袋の作り方はいくつかあって、一番簡単な方法はヒアルロン酸の注入です。ただ入れすぎに注意が必要で、注入量が多いと皮膚に青みが目立って、皮膚の色調のトラブルが出てくることになります。またあくまでも吸収性の物質なので、定期的に補充が必要になります。

 他の方法は脂肪を入れる方法です。これには二つの方法があり、脂肪注入と脂肪の移植があります。脂肪注入は腹部などから細いカニューレで脂肪を採取してこの脂肪を下瞼に注入します。傷は針穴だけなので、すぐに消えてわからなくなります。脂肪は永久にそこに残ります。

 脂肪の移植はわきなどから脂肪を切開して採取します。これを下瞼のまつ毛の1ミリ下を4-5ミリほど切開してここから脂肪を涙袋の形に作って移植します。この方法のメリットは脂肪注入よりもずっと膨らみの大きい涙袋を作成できるということです。切開の傷は3-4週間くらいで近くで見てもわからないくらいにきれいになります。

 まれに下まぶたの切開リフトなどの手術を受けている方で涙袋を作りたいという方もおられます。手術によって下瞼が平坦になってしまうので、とても理解できるご希望です。このようなケースでは皮下に手術の傷による癒着がありますので、ヒアルロン酸や脂肪の注入などでは目的とした部位から他の膨れやすい皮膚に注入物が流れてしまい、凹凸が残ることになります。確実な方法はまつ毛の下を4-5ミリ切開して膨らませたい部位の剥離を併用して行う脂肪の移植です。これでご希望の範囲にに涙袋を正確に作ることができます。